うのかばん

コードバンのランドセル

cordvan
なめらかな手触りと丈夫さ、<br>
美しい風合いは、<br>
まさに”革の王様”。

コードバンランドセル

なめらかな手触りと丈夫さ、
美しい風合いは、
まさに”革の王様”。

300-01 コードバン

黒 糸:ブラック

88,000円

お問合せください

納期:来年1月~

300-02 コードバン

カーマインレッド 糸:レッド

88,000円

残りわずか

納期:来年1月~

コードバンとは?

コードバンは、馬の臀部にある希少な皮膚組織「コードバン層」から作られる高級革素材として知られています。この2mm程度の薄い層を傷つけずに削り出すには熟練の技が必要とされ、その希少性と美しい仕上がりから「革のダイヤモンド」とも称されます。

コードバンを生産できる業者は世界的にも限られており、原料となる農耕馬の頭数減少もあいまって、入手が難しい素材となっています。コードバン特有のキラキラと光を反射する美しい艶は、職人の手によって繊細に加工されることで生み出され、オイルを含ませたり染料で染色したりすることで、様々な風合いに仕上げられます。そのような希少性と美しさ、そして手間暇かけた製造工程から、コードバンは多くの人を魅了し続ける最高級の革素材として利用されていいます。

コードバンの魅力とは?

コードバンの魅力は、その美しい光沢とキメ細かくなめらかな質感にあります。まるで鏡のように光を反射し、「革のダイヤモンド」とも称されるその輝きは、他の革とは一線を画しています。手に取ると、しなやかでシワのない滑らかな手触りが感じられ、高級感を漂わせます。
しかし、コードバンの魅力はそれだけではありません。この革は驚くほどの頑丈さを誇り、一般的な牛革の約3倍もの強度があるといわれています。

さらに、コードバンは経年変化を楽しめる革でもあります。使い始めは光沢がそれほど強くないものの、使い込むほどに艶が増し、独特の風合いが生まれます。細かな傷も味となり、革に浸透したオイルや日焼けによる色の変化は、世界に一つだけのアイテムを作り上げてくれるでしょう。
品格漂う見た目、滑らかな質感、そして抜群の強度。コードバンはまさに、美しさと実用性を兼ね備えた最高級の革なのです。

 

コードバンの注意点

コードバンは耐久性に優れた革素材ですが、その一方で繊細な面も持ち合わせています。美しい光沢を放つコードバンを長く愛用するためには、いくつかの注意点を踏まえた適切なお手入れが不可欠です。ここでは、コードバンの弱点とその対策について解説します。

1:水分に弱い

まず1つ目は、コードバンが水分に弱いという特性です。コードバンは繊維の塊であるため、水を吸収しやすく、乾燥後に水ぶくれや染み跡が残ってしまう可能性があります。特に、アンモニアを含む汗は革の変色を引き起こすため、夏場は十分な注意が必要です。ただし、ランドセルのコードバンの場合には、表面を特殊コーティングしている場合が一般的ですので通常のコードバン製品より水分には強くなっています。とはいうものの、濡れてしまった場合は拭き取り、乾燥させることでよりきれいにお使いいただけます。

2:光沢が強いため、小さな傷が目立つ

2つ目の注意点は、光沢感が強いため小さな傷でも目立ちやすくなります。ただし、致命的な裂傷ができるほどの損傷は稀です。傷を防ぐには、硬い素材での摩擦を避け、柔らかい布で優しく乾拭きすることが大切です。傷がついてしまった場合は、コードバン専用クリームを薄く塗り込んで磨くと目立ちにくくなります。鍵などの尖った金属との接触を避け、鞄の内ポケットに収納するなど、日常の取り扱いにも注意が必要です。