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2025.03.03

【楽しくデザイン!】ランドセルシミュレーションの使い方を詳しく解説!

ランドセルは、お子さまが小学校生活の6年間、毎日使う大切なもの。だからこそ、「せっかくなら子どもの意見を反映してあげたい!」と思う反面、

  • どんなデザインが本当に気に入るのかわからない…
  • 好きな色を選ばせて大丈夫? すぐに飽きたりしない?
  • 組み合わせが多すぎて、親子で意見がまとまらない…

といった悩みを感じることも多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのが、「シミュレーション機能」です。

本記事では、オーダーメイドランドセルの「シミュレーション機能の使い方」について詳しく解説していきます!

【大前提】お子さまの「好き」を最優先に!

ランドセル選びにおいては、結論、お子さまの「好き」を最優先にしてあげるのがベスト。ランドセルはお子さまが6年間愛着を持って背負うものですから、できるだけお子さまの意見も反映させたいものです。

一方で「どんなランドセルがいい?」と聞いてもまだまだはっきりと答えられないお子さまが多いのもまた事実。

そんなときに、ご家庭で楽しく「ランドセル選びの予習」ができるのがランドセルのシミュレーション機能というわけです。

ここからはシミュレーション機能の使い方・選ぶ基準について見ていきましょう!

シミュレーション機能を使ってイメージ予習してみよう!

シミュレーション機能で特にこだわりたい項目は以下の5つ。

  • 「表面素材」を選ぶ
  • 「本体の色」を決める
  • 「ふちどり・前ベルトの色」を選ぶ
  • 「糸色・側面デザイン」を選ぶ
  • 「かぶせ鋲&金具」を選ぶ

具体的に選定ポイントをご紹介していきます!

1. 表面素材を選ぶ(推奨:ご選択は親御さま)

まずはランドセル本体の素材選びから。

当社のランドセルでいえば、お取り扱い素材には「本革」と「クラリーノ(人工皮革)」の2種類があります。

本革は耐久性が高く、肌触りが良く高級感があるのが特徴です。また「本革」のランドセルの取り扱いは工房系・専門店ならではになりつつあります。

クラリーノ(人工皮革)は軽くて扱いやすく、カラーバリエーションも豊富。さらに本革と比較してやや安価(約1万円~)なのも特徴です。

また生地の違いについてはお子さまには分かりづらいものですので、肌触りや価格帯を踏まえて、親御さまがご選択いただくことが多いです。(もちろん私たち職人にご相談いただいてもOKです)

2. 本体の色を決める

次に「本体色」の決定です。

ここはランドセルの特徴が特に大きく出る部分ですので、ぜひお子さまと一緒にこだわって決めてください。

流行色ももちろん良いですが、少し奇抜だ…と感じていた色も、シミュレーションしてみると実はおしゃれなことに気づいたり。この辺りもシミュレーション機能を使って「イメージした色と、実際の完成品の差異」が無くなるようにしましょう。

3. ふちどり・前ベルトの色を選ぶ

本体色が決まったら、次は「ふちどり」や「前ベルトの色」を選びましょう。

一見箇所としては少なく見えますが、上写真のように、

  • 青なのに、どこか女の子らしい爽やかな「青」
  • 赤なのに、格好いい男の子向けの「赤」

などなど、印象をガラっと変えるのがこのふちどり色の調整です。お子さまの「この組み合わせが好き!」という直感も大切にふちどりカラーも選択していきましょう!

ふちどり色の決め方!
  • 「統一感」を出したい:本体と同系色でまとめる!
  • 「個性」を重視したい:本体色とは異なる、コントラストのある色を選ぶ!

4. 糸色・側面デザインを選ぶ

ステッチ(縫い目)の色や側面デザインが選択できるのも、オーダーメイドならではのポイント。

特に女の子はこの「側面デザイン」にこだわって、自分だけのオリジナルデザインにされるお子さまも多くいらっしゃいます。

人気の側面デザイン!
  • 男の子:スタンダード or アーガイル
  • 女の子:ハートストーンor ティアラ

5. かぶせ鋲&金具を選ぶ

オーダーメイドならランドセルのフタ部分に付いている鋲や、金具のデザインまで選べます。

地味な印象になりがちな部分ですが、色やデザインを揃えると完成度がUPします。

  • 統一感を出したい:シルバーやブロンズなど、本体に合うカラーを選ぶ。
  • アクセントを加えたい:ハートやリボン型の鋲にすると、さりげないおしゃれに。

ただし、あまり派手になりすぎないようにバランスを取るのもポイントです。この辺りもシミュレーション機能で見栄えをご確認ください。

オーダーメイドランドセルは選定ポイントも豊富!

ここまでシミュレーション機能で特に見ていただきたいポイントを5つご紹介しましたが、当社のオーダーメイド(セレクトオーダー)ランドセルでいうと、選択できるポイントは【全10箇所】です。上記はあくまで一部で、まだまだこだわれるポイントがございます。

まずは実際にシミュレーション機能をお使いいただき、お子さまとのイメージ・デザインの共有にぜひ活用ください!

当社のシミュレーション機能については、下記ページからアクセスください!

関連ページ:宇野かばんのシミュレーションシステム|岐阜県岐阜市の手づくりランドセル

【これで上級者!】シミュレーション機能を活かすコツ!

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1. まずは本体色を決めてから、ふちどり・糸色を選ぶ

ランドセルのメインカラーになる本体色。ここを先に決めておくと、ふちどりや糸色などのアクセントカラーを選びやすくなります。

「全体的に落ち着いた雰囲気にするか、それとも個性的なデザインにするか?」を考えながら、本体色を軸にコーディネートを組み立てていきましょう。

2. 色は2~3色に絞ると、統一感が出る

「あれもこれも」と色を使いすぎると、まとまりのない印象になってしまいます。

ベースとなる本体色に加え、ふちどり・糸色・ステッチなどのアクセントカラーを2~3色に絞ると、バランスよく仕上がります。

「好きな色を全部入れたい!」というお子さまには、「この部分はワンポイントで遊ぶといいね」とアドバイスしながら、全体の調和を意識すると◎。

3. 気に入ったデザインがあれば、スクショやメモを取る

シミュレーション画面では、変更を加えるたびにリアルタイムでデザインが反映されます。

「さっきの方がよかったかも…」と迷わないように、気に入った組み合わせがあればスクリーンショットを撮るか、メモを残しておくと比較しやすくなります。

最終的に2~3パターンの候補を保存しておくと、後から見比べて「やっぱりこっちがいい!」と納得しやすくなるのでおすすめです。

まとめ:シミュレーションを活用して、納得のいくランドセル選びを

今回の記事では、シミュレーションを活用してスムーズにデザインを決めるためのコツを紹介しました。

【シミュレーションを活用するポイント】

  • 事前に「好きな色・デザイン」を親子で話し合っておく
  • 本体色を決めてから、ふちどり・糸色などを考えるとまとまりやすい
  • 色は2~3色に絞るとバランスが良くなる
  • シミュレーション画面で試しながら、気に入ったデザインはスクショやメモを取る

また、デザインを決める際は、画面上の色と実物の色が異なることがあったり、細かいデザインの印象は実際に見ると違う場合があったりすることを意識しながら、慎重に選ぶことが大切です。

シミュレーションの最大のメリットは、何度でも試せること。

一度決めたデザインにこだわりすぎず、「もう少しこうしたらいいかも?」と色やパーツを変えながら、ベストな組み合わせを見つけてくださいね。

お子さまと一緒に楽しみながら、6年間大切に使える、最高のランドセルを選びましょう!

関連ページ:宇野かばんのシミュレーションシステム|岐阜県岐阜市の手づくりランドセル

宇野幸晴

この記事を書いた人

店主:宇野幸晴

経歴:

1950年創業。シンプルながら繊細かつ丈夫なデザインで、6年間の想い出をたくさん詰め込める手作りランドセルをお作りします。地域の皆様にご愛顧いただき、岐阜小学校と提携した町探検の授業では毎年、お子さまに革製品づくりについてのお話をしています。

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