小さな子、がっちりした子、なで肩の子、痩せている子など、お子さまの体型は様々です。
また、体型のみでなく肩の周辺部分における刺激に対しての感じ方も、
かなりの個人差があるように思います。(特に刺激に敏感なお子さまもいらっしゃいます。)
こうした様々な体型や感じ方のお子さまに対して、
「背負い心地」のよいランドセルを設計することが、当店では最も重要な点であると考えております。
では、「背負い心地」がよいとはどういうことなのか?
まず、背負って「痛くない」こと。
そして「軽く感じる」こと。
お子さまの肩とベルトとのフィット感、背あて面(背中に当たる部分)のつくりこそが、
背負った時に「痛くない」、「軽く感じる」ことにつながる、
まさに「背負い心地」の重要なポイントになります。
肩と背中にランドセルがしっかりフィットすること、「点」ではなく広い「面」で
ランドセル全体を支えることで「痛くない」「軽く感じる」ことが実現できるのです。
宇野カバンの
肩ベルトのしくみHow The Uno Kaban’s Randsel
お子さまの肩にぴったり
フィットする肩ベルト
立ち上がった状態で固定せず、しなやかで柔らかなつくりにすることで、様々なお子さまの肩にベルトが隙間なくフィットします。
肩ベルトの幅を少し広くすることで、ずり落ちを防止します。
中身は柔らかいクッションのみで硬いものを入れないことで、お子さまの肩への刺激を軽減します。
刺激に敏感なお子さまにも安心して背負っていただけるつくりとなっています。
宇野カバンの
背カンのしくみHow The Uno Kaban’s Randsel
お子さまの体型に合わせて
立ち上がる背カン
上下に広く可動域がある「背カン」を使用することで、背負った時にお子さまの肩に沿って自然に立ち上がり、体とベルトがよりフィットするようサポートします。
厚みがなく、出っ張りがないフラットなつくりのため、首への接触の心配がありません。
軽量な「背カン」なのでランドセルの軽量化に効果的です。
宇野カバンの
背あて面のしくみHow The Uno Kaban’s Randsel
優しく背中にフィットする
背あて面
背中に沿うような緩やかな曲線に仕上げることで、より優しく背中にフィットします。
お子さまの体型に馴染んでいく性質がある天然皮革の「ソフト牛革」を使用することで、よりフィット感が増していきます。
天然皮革には湿気を吸い込み素早く排気させる吸湿性機能が高いため、夏は蒸れにくく、快適な背負い心地をサポートします。